いけばな作家 大坪光泉と、米国出身のアーティスト クリスチャン・光雲・アルボルズ・オールダムによる二人展です。 会場は、200年近い歴史をもつドイツ・ミュンヘンの現代アート団体「クンストフェライン・ミュンヘン」。
本展では、大坪光泉が過去に制作した作品を記録した写真も展示しています。多くは1970~90年代に撮影されたもので、当時の中判フィルムをドラムスキャナーで高解像度デジタル化し、ポスターサイズに印刷して展示しています。いけばなという時間とともに失われる表現を、現代アートの視点から見直す試みでもあります。
大坪作品の写真フィルムは、龍生華道会のほか、安斎重男氏、牧直視氏、藤塚光政氏など、多くの写真家に撮影していただいたものです。雑誌や書籍掲載に使用された後は防湿庫で大切に保管されていたものの、長年活用されることなく埋もれたままになっていました。およそ数百点におよぶこれらの作品写真は、約10年前よりクリスチャン・光雲・アルボルズ・オールダムの主導で電子化が始まり、海外のギャラリーの支援も受けながら整理・拡充が進められています。現在ではこうした写真展示に加え、さまざまなアートメディアでも紹介されるアーカイブへと発展しており、Aperture や OSMOS Magazine でも掲載されました。
本ページでは、「Flower Planet」展の写真展示の様子と、実際に展示された写真作品の一部をご覧いただけます。「Flower Planet」展全体についてはこちらのページをご参照ください。